食物調理科の2年生が、初めての総合調理実習を行いました。今回のテーマは「学校給食」。栄養バランスや衛生管理、提供のしやすさを意識しながら、現場を想定した本格的な大量調理に挑戦しました。

当日のメニューは、「カレー・コンソメスープ・フレンチサラダ・キウイ・牛乳」。班ごとに役割を分担し、下処理・加熱・盛り付け・配膳準備といった工程を時間内にスムーズに進めることが求められました。

調理中は、生徒たちが緊張感を持ちながらも、声を掛け合い協力し合って作業に取り組む姿が見られました。初めての経験に戸惑いながらも、仲間との連携で課題を乗り越え、充実した実習となりました。

生徒からは、
「大量調理の難しさを実感しましたが、みんなでやり遂げて達成感がありました」
「給食を作る側の大変さを知り、食べる側としても感謝の気持ちが深まりました」
などの感想が寄せられました。

校長先生・副校長先生・教頭先生にも試食していただきました。

今回の実習を通して、現場で求められる調理技術やチームワークの大切さを学ぶことができました。今後も実践的な学びを積み重ね、調理師としての意識と力を高めてまいります。