お知らせ
令和7年度 福祉コース 課題研究発表会
福祉コース3年生が学びの集大成として毎年課題研究発表会を行っています。今回は6つの研究が発表されました。どの班も「誰もが生きやすい社会とは何だろう」という思いを大切にしながら、身近な視点で課題に向き合っていました。
各テーマと内容は次の通りです。
① 韓国と日本の福祉比較
少子高齢化という共通の悩みに目を向け、両国の制度や文化の違いを丁寧に整理。お互いに学び合いながら、より良い社会をつくっていくことの大切さを伝えた。
② 障がい児の療育問題
障がいのある子どもと、その保護者の毎日に寄り添いながら課題を考察。保育園での受け入れの難しさや、療育園の預かり時間の短さなど、家族が抱える負担に触れ、安全で安心できる環境づくりの必要性を訴えた。
③ 幸福は福祉のゴールではない
「福祉=幸福」というイメージをそっと見直し、福祉の本当の役割は“みんなが共に生きられる社会をつくること”だと紹介。制度だけに頼るのではなく、互いを思いやる気持ちの大切さを語った。
④ 児童虐待
日本で起きている児童虐待の現状をまとめ、親への支援や周囲の大人の理解が子どもを守る力になると説明。社会全体で子どもを見守る温かい環境づくりの必要性を示した。
⑤ 障がい者の共生社会
障がいのある人への理解がまだ十分ではない現状を取り上げ、誤解や偏見が生きづらさにつながっていることを紹介。理解が深まれば、誰もが自然に社会に参加できる共生社会に近づけると伝えた。
⑥ 認知症高齢者 ~推し活で予防~
「推し活」が心や体に良い影響をもたらす点に注目し、認知症予防とのつながりをやさしく紹介。厚生労働省の予防策とも重なる部分が多く、推し活が前向きな力になる可能性を示した。
6つの研究に共通していたのは、
「福祉は特別な人のためのものではなく、誰もが日々の中で関わる“生活そのもの”である」
という温かい視点でした。生徒たちのまっすぐな探究は、これからの福祉を考えるうえで大きなヒントを与えてくれるものになりました。


















