お知らせ
飛行機のチケットがとれない(大会日記5日目)
全国大会初出場というのは、まさに「産みの苦しみ」だと実感しました。
経験することすべてが未知の世界です。
いつ上京するのが最適なのか。
複数の試合会場がある中で、どこに宿泊すれば移動の負担を減らせるのか。
練習場はどう確保するのか。
さらに、弁当の手配、洗濯、急な体調不良への対応など、考えなければならないことは数え切れません。
しかも年末年始。宿泊施設も公共交通機関もハイシーズンで、病院も休診となる時期です。
そうした中で今回は、可能な限り、監督をはじめスタッフが試合や選手のコンディションづくりに専念できるよう、サッカー事業のパイオニア企業である株式会社ジャパン・スポーツ・プロモーションに、移動・宿泊等すべての手配でお世話になりました。改めて、心より感謝申し上げます。
なお、当初のスケジュールは「最後まで勝ち残る」ことを想定して組んでいます。
そのため、敗戦が決まった後は、すぐに帰路の手配を行わなければなりません。
しかし今回は、「羽田―長崎」便、かつ「ANA」で旅券を手配していたため、51名の生徒と数名のスタッフというまとまった人数分の航空券を一度に確保することができませんでした。
空席状況を確認した結果、30日、31日、1月1日の3日間に分けて、生徒たちを長崎へ戻す必要があることが判明しました。
しかも、予約済みチケットのキャンセル状況によって座席数は刻々と変わります。
予約画面とにらめっこをしながら調整を続け、全員を31日までに長崎へ戻すことができる見通しが立ったのは、19時を過ぎた頃でした。
全国大会の舞台に立つということは、ピッチ上の戦いだけでなく、その裏側にも多くの人の支えと、目に見えない努力があるということを、改めて痛感した時間でもありました。
今回の経験を振り返り学校としても次につなげる財産にしたいと思います。

今朝は8時15分の便に搭乗する生徒の手続きのため、6時にホテルを出発し羽田空港へ。
午後の便と合わせ15名が長崎に戻りました。明日は5便にわかれて生徒たちを長崎に戻します。
サッカー部保護者の皆様にも急な変更等で送迎等ご負担をおかけしますが、最後までサポートをよろしくお願い致します。