お知らせ

温かいご声援誠にありがとうございました!
第107回全国高等学校野球選手権長崎大会決勝戦において、本校野球部は創成館高校に延長11回(タイブレーク)の熱戦の末、4-3で敗れ、初の準優勝という結果となりました。
試合には敗れましが、3-1の劣勢で迎えた最終回に、同点に追いつくなどスタンドは熱気に包まれていました。
まさに、挑戦者として臨み、シード校3校に勝ち抜いてきた今大会の戦いぶりを象徴する粘り強さと、決して諦めない強い気持ちが随所にあふれ感動的で素晴らしい好ゲームでした。
選手たちは、甲子園という夢舞台への切符を得ることはで叶いませんでしたが、私を含め、試合を見届けた全ての人に大きな感動と勇気を与えてくれました。
また、敗れた直後、選手たちは本気で悔しがり、涙を流していましたが、表彰式の後には、優勝した創成館高校野球部を心から称え、握手し、甲子園での活躍を期待しエールを送る姿がありました。
正にスポーツマンらしい「グッドルーザー」な姿を目の当たりにし、選手たちの成長を感じるとともに、必ずや近い将来、甲子園の切符を掴み取ることができるチームになると確信した瞬間でもありました。
決勝戦では、先日の吹奏楽コンクールで金賞を受賞したばかりの吹奏楽部が厳しい炎天下の中、応援席に一体感を生み出し、チームに勢いを与える演奏を3時間半も続けてくれました。
さらにサッカー部3年生は、閉会式後、持参したゴミ袋を片手に、自主的に球場に捨てられたペットボトルやゴミなどを丁寧に回収してくれました。
急な呼びかけにも関わらず応援に賛同しかけつけてくれた生徒の皆さん、日曜日にも関わらず気持ちよくサポートいただいた先生方・保護者の皆様、テレビやインターネットで視聴してエールを送ってくれた生徒・先生・保護者の皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。
人のために一生懸命になることができる生徒や保護者、先生方の心や行動に「九州文化学園高校はさらに素晴らしい学園になる」と目頭を何度も熱くした1日でもありました。
結びに、このような素晴らしい時間を与えてくれた野球部の皆さんに心から感謝するとともに、頑張る仲間を本気で応援してくれた九文生の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様、卒業生の皆様、学園関係者の皆様、関係企業の皆様、今大会を運営いただきました長崎県高校野球連盟、朝日新聞社、長崎県審判協会、球場関係者など、関係する全ての皆様に重ねて感謝を申し上げお礼の言葉と致します。
本当にありがとうございました。
令和7年7月27日 九州文化学園高等学校長 橋之口 裕太
(このブログは7月27日に保護者・関係者に発出したメッセージを再掲しました)